納得してもらうための組み立てを練習します。結論→理由→例→結論のPREP、数字への言い換え、反対意見への回答、断り方、感謝の具体化などです。
こんなときに効いてきます
- 提案や稟議を通したいとき
- 反対されたときに、その場で返すとき
- 断りたいが、関係は保ちたいとき
練習の手順
1. 相手の心配を先に言葉にする
「たしかに費用は気になります」と認める一文から始めると、そのあとの主張が届きます。いきなり反論すると、内容の前に姿勢を拒まれます。
2. 主張には根拠を1つ添える
数字・事例・自分が見た事実のどれかを1つ。理由を増やすほど1つあたりが弱くなるので、いちばん強いものに絞ります。
3. 断る・反論するときは代替案とセットにする
「できません」で終えず、代わりにできることを必ず1つ出します。曖昧にせず断り切ることと、代案を出すことは両立します。
相手の懸念を理解しているか、根拠があるか、解決策があるかで振り返ります。
例題と回答例
実際に収録している問題です。答えを見る前に、まず自分で書いてみてください。
※回答例に出てくる数字・社名・出来事は、練習用に設定した架空のものです。 当サイトや特定の企業の実績ではありません。
「すぐに返信します」を、数字を用いて説得力のある文に書き換えてください
回答例お問い合わせへの一次回答は平均27分。9割は1時間以内にお返ししています
「すぐ」の定義を先に約束するのが信頼の作り方です。
「駅から近くて便利な物件です」を、数字を用いて説得力のある文に書き換えてください
回答例駅から徒歩4分。改札を出て、信号を1つ渡るだけの距離です
数字+体感の描写を足すと、数字が「実感」に変わります。
「このアプリは軽くて速いです」を、数字を用いて説得力のある文に書き換えてください
回答例起動はわずか1.5秒、アプリ容量は業界平均80MBの4分の1にあたる20MBです
「軽い・速い」は、秒とMBに置き換えた瞬間に比較できる情報になります。
このカテゴリの練習メニュー
数字で説得する
「かなり」を数字に変える。
チェック観点:数字が入っている / 比較や変化が分かる / 数字に根拠・現実味がある
PREPで主張する
結論→理由→例→結論。
チェック観点:結論が明確 / 理由が結論を支えている / 具体例が理由を裏付けている / 最後まで筋が通っている
相手別に伝える
同じ内容を3人向けに。
チェック観点:相手ごとに訴求ポイントが違う / 相手の関心事を捉えている / 同じ内容の言い換えになっている
反対意見に答える
懸念に納得で返す。
チェック観点:相手の懸念を理解している / 根拠がある / 解決策がある
上手に断る
関係を保ちながら断る。
チェック観点:相手への配慮がある / 断りが明確(曖昧に期待を持たせない) / 理由がある / 代替案がある
ありがとうを具体化
何に感謝かを言葉にする。
チェック観点:何に感謝しているかが具体的 / どう助かったかが入っている / 相手がまたやりたくなる伝え方
失敗談を材料にする
失敗→原因→学び→次の行動。
チェック観点:事実と原因が分かれている / 学びが一般化されている / 次の行動が具体的
今日の話題を仕込む
30秒で説明+自分の意見。
チェック観点:前提知識がない人に伝わる / 要点が絞れている / 意見が自分の言葉になっている
観察してネタを集める
見たものから気づきを出す。
チェック観点:観察した事実に基づいている / 「なぜそうしているか」の推測がある / 自分の仕事に引きつけた気づきがある
ほかのカテゴリ
- 🌊 比喩表現状況を「〜のように」で表現する
- 🔔 擬音・擬態語場面に合う音・様子の言葉を答える
- ⏱️ 10個連想30秒で具体名を10個そろえる
- 🧠 考える力理由を掘り下げ、視点を増やす
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- ✏️ 伝える力短く、具体的に、伝わる言葉へ
- 🗣️ とっさの英語外国人に話しかけられたら、何て言う?
- 🎤 面白い話し方擬音・比較・感情で、話を面白くする
- 💼 仕事ができる術迷う場面で、どちらを選び、どう言うか
全体の進め方は使い方ガイドにまとめています。