仕事ができる術のトレーニング

木暮太一『仕事ができる人の頭のなか』(ダイヤモンド社)の考え方を、実際の場面で使えるようにする問題集です。言語化力・論理的思考力・コミュニケーション力・対立しない力・行動力を、「この状況ならどちらを選ぶか」の4択と、曖昧な指示や丸投げの相談をその場の一言に書き換える記述で練習します。

収録 52 問/1 種類・1セット 既定 3 問(3・5・10・20問から選択可・約3分)・登録なしで解けます

こんなときに効いてきます

  • 「分かりやすくして」「主体的に動いて」と言われて、何をすればいいか分からないとき
  • 上司や取引先に相談・報告するとき、どこまで用意して渡すか迷うとき
  • 意見が食い違った相手と、関係を壊さずに話を進めたいとき

練習の手順

1. 自分の職場に置き換えてから選ぶ

設問はどれも実際に起きる場面です。「うちの会社ならこの人だ」と当てはめてから選ぶと、答えが記憶ではなく判断として残ります。

2. 選んだあと、理由を声に出して言い直す

正解した問題ほど流しがちです。「なぜそれが正解か」を自分の言葉で言い直すと、似た場面でも応用が利きます。

3. 迷ったら「誰の負荷が減るか」で決める

5つの力はすべて、相手の判断・作業・不安・確認を減らすための手段です。判断に迷ったら、相手の手間が減る側を選びます。

4. 間違えた問題を復習に回す

間違えた問題は復習リストに残ります。翌日にもう一度出して、選び直せるかを確かめます。

相手の負荷が減る側を選べたか、目的(ゴール)から考えられたか、曖昧なまま動いていないかの3点で振り返ります。正誤はその場で出ます。

例題と回答例

実際に収録している問題です。答えを見る前に、まず自分で選んでみてください

※回答例に出てくる数字・社名・出来事は、練習用に設定した架空のものです。 当サイトや特定の企業の実績ではありません。

この教材において「仕事ができる人」の定義として定めているのはどれ?(知識が豊富な人 / 周囲の負荷を減らせる人 / 作業スピードが速い人 / 長時間働ける人)

回答例周囲の負荷を減らせる人|この教材では、個人の優秀さや速度ではなく「周囲の負荷を減らせる人」を仕事ができる人と定義します。自分が関わることで相手の手間や不安を減らせるかが基準です。

この教材では、仕事の中心を「相手への貢献・負荷軽減」と定義しています。自分が入ったことで相手の判断・作業・不安・確認のどれかを減らせる状態を目指します。/職場で言うと、「頑張ります」と引き受けて、進捗を聞かれるまで黙っている → 「明日15時までに下書きを送ります。確認は5分で済む形にします」。ここでつまずく:「自分が優秀に見えるか」を基準にすると、相手の手間はむしろ増える。

努力しているのに評価されない。最初に確認すべきことは?(労働時間が足りているか / 資格が足りているか / 上司との相性 / その努力が、誰の負荷を減らしているか)

回答例その努力が、誰の負荷を減らしているか|努力の量ではなく、その努力で誰が助かっているかを確認する。

努力量と仕事の価値は同じではない。誰も困っていない作業をどれだけ速く片づけても貢献にはならない。「これで誰の何が減ったか」を先に見る。/職場で言うと、毎週3時間かけて、誰も開かない報告書を作り続ける → 「この資料、いま誰が何に使っていますか」と聞いてから作り方を変える。ここでつまずく:頑張った量を伝えても評価は動かない。動くのは「助かった人」がいるとき。

この教材の考え方で、仕事上の「成長」にいちばん近いのは?(より多くの相手の負荷を減らせるようになる / 知っている専門用語が増える / 仕事を一人で抱えられるようになる / 残業に耐えられるようになる)

回答例より多くの相手の負荷を減らせるようになる|能力が増えたことではなく、その能力で以前より大きな負荷を引き取れること。

できることが増えても、それを誰のためにも使っていなければ成長として見えない。「去年より大きな面倒を引き受けられているか」で測る。/職場で言うと、「去年より詳しくなった」で自分の成長を測る → 「去年は自分の分だけ。今年は後輩2人の確認まで引き取れた」で測る。ここでつまずく:知識だけ増えると、抱え込みと説明不足で周囲の負荷はむしろ増える。

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『仕事ができる人の頭のなか』の判断を身につける

チェック観点:相手の負荷が減る側を選べたか / 目的(ゴール)から考えられたか / 曖昧なまま動いていないか

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